UbuntuでIPv6を無効化する

最近のdistributionでは,なにも考えずにインストールするとIPv6が有効になっている場合が多い.

不要なものは切っておこう.トラブルの芽を摘むことができる.

なお,今回は Ubuntu Server 12.10 quantal quetzal で実施した.

Disable IPv6

1. 事前確認

現在,IPv6が有効化されていることを確認する.

# cat /proc/net/if_inet6 
fe800000000000000xxxxxxxxxxxxxxx 02 40 20 80     eth0
00000000000000000000000000000001 01 80 10 80       lo

cat /proc/net/if_inet6 でエントリが存在すれば,IPv6が有効化されていることがわかる.

2.コンフィグレーション

/etc/sysctl.conf に以下の設定を追加する.

# Disable IPv6
net.ipv6.conf.all.disable_ipv6 = 1
net.ipv6.conf.default.disable_ipv6 = 1

3. 反映

設定をカーネルに読み込ませる.

以下のコマンドを特権にて発行する.

# sysctl -p

pオプションは引数がない場合/etc/sysctl.confを読み込む.

再起動によって反映してもよい.

以下のコマンドを特権にて発行する.

# reboot

4. 事後確認

IPv6が無効化されていることを確認する.

# cat /proc/net/if_inet6 

cat /proc/net/if_inet6 でエントリが存在しなければ,IPv6が無効化されていることがわかる.